【解説】セルロイドの作り方をご紹介!手順を追ってわかりやすく!
「セルロイドってどうやって作られるんだろう?」
「材料は?」「プラスチックなの?」「何に使われるの?」
気になりますよね?
ということで今回は、セルロイドの作り方を簡単にご紹介。
原料と製造法を簡単に
ニトロセルロースと樟脳を合成して作ります。
0.材料・原料
ニトロセルロース
- 濃硫酸
- 濃硝酸
- 脱脂綿
樟脳
- クスノキ(樹の名前)
- 水蒸気蒸留する装置
アルコール
1.ニトロセルロースを作ろう
- 濃硫酸と濃硝酸を混ぜて、混酸をつくる
- 混酸の中に脱脂綿を入れる
- 充分に浸したら、取り出して水で洗う
- 脱脂綿をよく乾かす
2.樟脳を作ろう
3.混ぜる
アルコールに50%の樟脳を溶かした溶液を加えると、ニトロセルロースの高分子構造が変化し、ニトロセルロースと樟脳の均質なゲルになる。
4.固める
機械で加圧してブロック状に。これを好きなように加工して使う。
用途は?
セルロイドは燃えやすいし、環境に負荷がかかる上に高価。よって最近はほとんど使われないが、見た目が非常に美しいので万年筆やメガネフレームとしての人気が高い。
注意点
現在では使われなくなった理由は、保管方法を間違えると燃えたり有害物質を発生させたりするから。気になる方はコチラの記事にて紹介しています。
https://blog.hatena.ne.jp/juiki/ebonite.hatenablog.com/edit?entry=13574176438102807488
https://blog.hatena.ne.jp/juiki/ebonite.hatenablog.com/edit?entry=13574176438102813064
https://blog.hatena.ne.jp/juiki/ebonite.hatenablog.com/edit?entry=13574176438102736072
まとめ
詳しい手順を知りたい方は、コチラ↓
US1531505A - Process of making articles of celluloid and similar material - Google Patents