【万年筆】エボナイトの劣化！なぜ劣化する？防ぎ方・再生方法は？

エボナイトが変色した！曇った！割れた！とお困りですか？

どうしたら防ぐことができるのか気になりますよね？

万年筆やマウスピースに使われるエボナイトですが、なぜこんなことが起きてしまうのでしょう？

今回は、エボナイトが劣化する原因とその防ぎ方、再生方法について簡単にご紹介！

エボナイトは天然ゴムに硫黄を混ぜて固めた素材。天然素材からできているため、あくまでもゴム（天然樹脂）の一種であり、プラスチック（合成樹脂）ではありません。

丈夫で耐候性・耐酸性・耐アルカリ性に優れており、金属よりも丈夫といわれます。

エボナイトは紫外線・熱・湿気・アルコールに弱いです。とはいえ、よほど長いこと使うことがない限り、そこまで劣化しません。

ちゃんとしたお手入れ、保管をしていればかなり長く（ゆうに１００年）持ちます。

エボナイトが変色してしまうのは材料に原因があります。

紹介したとおり、エボナイトは天然ゴムに硫黄を混ぜてつくられたものですが、実は、硫黄にその原因があるのです！

長く使っているうちに、ゴム製品や空気中の水分、汗、紫外線などの影響により、硫黄が硫化して変色を起こしてしまうのです。

しかし、色が変わるだけで形質は変わらないので、あまり気にしなくても良いと思います。

・他のゴム製品には触れないようにする

・湿気が少ないないところで保管

・紫外線が当たらないようにする

・汗を拭く

・アルコール消毒をしない

↓エボナイト製マウスピースのお手入れの仕方

エボナイトを扱える専門店に頼むのが手取り早いです。というか個人でやるのは、あまり現実的ではない。